こぱの投資blog

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月次の投資成績・個別銘柄の研究を中心に、備忘録やアウトプットとして活用します。

アンビスホールディングス(7071)

時価総額:784億円

業種:サービス業

事業内容:関東や東北中心に医療施設型ホスピス『医心館』展開。慢性期・終末期の看護ケア提供に特化

 

 

 

現在の株価の位置、過去の株価推移の意味

 

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ボックス内を24%以内で推移しています。コロナの影響で多くがボックス割れ・大幅調整をしている中で、これだけ耐えていることは非常に強いです。

ここ最近は出来高が少なく、売りが枯れてきているように感じます。

ここから出来高増で新高値をとるような動きを見せると面白いかなと思います。

 

ビジネスモデル

 

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市場環境

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 2014年に創設された地域包括ケア病床に関して、国は「時々入院、ほぼ在宅」といった病院から「在宅」へという流れを推進しています。

この背景には、病床機能分化と全体的な病床数の削減、とりわけ療養病床の再編を促進する意図があると考えられています。

慢性期病床(そのうち75%が療養病床)を縮減し、その 縮減の行き先を介護施設や在宅医療等の利用で補うとされています。

 

成長の持続性・将来性・確実性

 

一般的な老人ホームとの差別化

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医療依存度が高く一般的な介護施設では受け入れることが困難であり、「自宅等」で 看護・介護を十分に得ることが難しい方々を対象としてます。

そしてそのような方々に対して、慢性期・終末期の“療養”の機能を“住まい”に付加した場(退院後の行き先)を提供し、看護職員がメーンプレイヤーとなって、最期まで責任あるケアを提供しています。

『病院は連携先であり、いい意味で競合先である』という言葉に看護職員がいて病気のケアができるという強い意志を感じます。

 

収益安定

 一般的な老人ホームは2階建構造(介護保険報酬+ホテルコスト)ですが、医療施設型ホスピスは、医療依存度が高い方に特化した施設であるため(介護保険報酬+医療保険報酬+ホテルコスト)と3階建構造になっています。

そのため、一般的な老人ホームよりも利益率が高くなります。

 

出店加速・安定した稼働率

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リスク要因

 

看護職員の人手不足

看護職員の配置人数に強みをおく事業であり、適切な有資格者の確保と育成は事業の根幹であると言えます。

よって、医療・介護業界での慢性的な人材不足とこれに続く求人競争激化により、人手不足となってしまう場合

 

健康保険制度及び介護保険制度の改定

 売上のほとんどが健康保険団体連合会になるため、制度の改定がありそこで不利な条件となってしまう場合

 

コロナ

あまり考えたくはないですが施設内でコロナウイルスが発生した場合、業績に影響は出そうです。

 

同業他社

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まとめ

とにかくチャートの形が良いです。この理由だけでも少しは買いたいくらいです(笑)

既存施設の稼働率が高く業績も好調です。

このヨコヨコの中で少しずつ買っておくという判断もできますが、この銘柄に関しては新高値を付けてからその時点の自分のPFや相場環境を含めて検討するという感じになりそうです。(ヨコヨコで買ってもすぐには上がらない場合も多く、結局中途半端な状態で他の銘柄に浮気しそうなので)