4449 ギフティの2020年2Qについて
8月14日(金)に2020年2Q決算が出ました。良くなかったですね。
ギフティは、eギフトのプラットフォーム事業がメインです。
キャンペーン等の来店促進のためにeギフトを利用したい会社と、ドーナツやコーヒーなどの自社商品を色々な顧客に購入してもらうためにeギフトを発行したい会社の双方から手数料を貰うビジネスモデルですが、コロナの影響を受けて利用が減少しました。
コロナ禍で来店する人もかなり減る状況であれば、eギフトを利用して来店促進をするような会社はeギフトの利用はしないだろうし、そもそもeギフト発行企業のスタバとかは休業していたしで、なかなか厳しい環境だったと思います。
コロナ禍でのポジティブな面としては、新たな業界へeギフトの訴求ができたことです。
本来は対面が前提である不動産や自動車販売のような業界は、eギフトとの親和性が弱く、実際に自分が子どもの頃には営業の人からパンやおもちゃを貰えるからとTOYOTAの販売会社に来店していました。
ただ、そういった業界もコロナの影響によりオンラインで営業販売をする会社も出てきたことで、そういった会社に対してeギフトの活用を訴求できた点は良かったですが、いかんせんマイナス要因が上回りました。
市場規模、ビジネスモデル(プラットフォーム)の優位性、粗利率の高さ等、ポジティブな面も多い銘柄だと思いますが、今期は少し厳しいかなと思ってます。